AKARI NEWS
予習学習をしていないとどうなるか。。。シュミレーション
最も大事なポイント「予習学習」について前回触れました。
さて、この予習学習をしていないとどうなるか。。。
シュミレーションしてみましょう。
A君は1日2時間勉強をしていますが、予習学習はしていません。
さて、学校で1時間目の授業を受けます。
もちろん、内容はその分野の初体験ばかり。
聞いたことのあることもあれば、全く初めての言葉も出てきます。
A君の頭の中ではこれら下のことが同時におこなわれています。
① 先生の話を聞くこと
② 黒板を写すこと
③ 「分かること」と「分からないこと」を仕分けること
④ 「分からないこと」を理解しようとすること
人間の脳は1つのことに対しての処理能力は高いですが、
2つ以上のことを同時におこなおうとすると、
途端にパフォーマンスが大きく低下します。
A君のように4つの処理を同時におこなっている場合、
単純に1つの処理を25%のパフォーマンスで行っているのではなく、
実際は10%以下のパフォーマンスで行っています。
A君は一生懸命集中しているつもりでも、
自主的な思考はできず、全て中途半端な状態で終わります。
これが1日5,6限、様々な教科で起こります、、、脳は悲鳴をあげますよね。
さて、A君は疲れて家に帰ります。
そして未対処のまま放置された「分からないこと」が積みあがった状態で宿題に取り組むことになります。
A君はここからまた一生懸命「未対処の分からないこと」を「理解」「定着」に進めるために
残りわずかで貴重な自主学習時間を割いてしまいます。
そしてまた翌日、パフォーマンスの低い状態で授業を受けるのです。
A君は一生懸命取り組んでいました。
ただ、その取り組み方に問題があったのです。
もうおわかりの通り、1時間の予習学習はその先の10時間に大きな影響を与えます。
絶対的な時間は皆に平等ですが、使い方でその中身は何倍にも変わるのです。
頑張って勉強しているのに成果がでない、と悩んでいる方は是非予習学習に取り組んでみましょう!
ただ、自分だけで予習学習をおこなうことは実は結構難しいのです。
予習学習に取り組んでみたいんだけど具体的にどうしたらいいだろう、
と思われた方はお気軽のご相談ください♪