AKARI NEWS
3%の差が90%を決める!?『小さな差の積み重ねが結果を大きく左右する』(2)
『小さな差の積み重ねが結果を大きく左右する』
さて、前回このことを証明する「ギャンブラーの破産問題」をご紹介しました。
アメリカンスタイルでのルーレット勝負。
勝率は47.37%、元金900ドルを1ドルずつ賭けて1000ドルにするか、破産するか。
破産するのは100人中何人でしょう?
という問題でした。
なんと、100人中、100人破産(奇跡的に1人助かるかも)!!?? でしたね。
確率でみると・・・
勝率が47.37%のとき、破産する確率はなんと 99.997% となるのです。
これは恐ろしいことに10万人中 9万9997人 が破産してしまうということを示しています。
なんでそんなことに!!!
と思いますが、これが現実なのです。。。(ギャンブルは怖いですね。)
ここで、もし0と00のポケットがなく、赤と黒だけのルーレットがあったなら(勝率50%)、
破産する確率はたったの10%です。
100人中10人!
10万人中1万人です。
わずか3%の勝率の差が90%の結果の差を作ってしまうという恐ろしい現実です。。。
ちなみに勝率が52.63%(胴元)のとき、破産する確率は0.003%。
『小さな差の積み重ねが結果を大きく左右する』
このことを中高生のお子様にお伝えになる際は、
ご一緒にこの確率の問題に取り組んでみていただくのも新しいかもしれません。
計算式にご興味がある方はご遠慮なくお問合せください。
こういう場合は?
じゃあこれは?
と、結構楽しい時間になりますよ♪